勉強会・セミナー

[2018年度]

タイガーマスク基金 勉強会#37
「必要を積み重ねてかたちにする」
~生きるに寄り添うアフターケア~

児童養護施設などの社会的養護の下で暮らしている子どもたちは、高卒と同時に、高校に進学しなければ中卒で自立を強いられます。しかし、頼れる家族がいない様々な事情を背負っている10代の子どもたちが大人の助言も支えもなしに社会に出ていくのには大きな困難を伴います。

 

今回の勉強会では、 アフターケア相談所 ゆずりは所長の 高橋亜美さんにお話しを伺います。「ゆずりは」では、施設を退所した子どもたちに、就学、就労を円滑にするための有効な社会資源を提供し、生活で困った時には適切な支援機関を紹介しています。2016年には、就労経験を積む場所として「ゆずりは工房」を立ち上げ、退所者が安心して働ける場所作りにも取り組んでおられます。

 

10代で自立を「余儀なくされる」子どもたちがいること、その背景や要因を知り、どんな支援が必要なのか、私たちに何ができるのかをご一緒に考える会にしたいと思います。お誘いあわせの上、ぜひ、ご参加ください!


日時:

2018年11月9日(金)19時~21時(18:45受付開始)

会場協力: 「さわかみ投信株式会社」様  2Fセミナールーム
       (東京都千代田区一番町29-2)
地図
交通: 東京メトロ「半蔵門駅」4番出口より徒歩3分
参加費: 無料(一口500円のご寄付にご協力お願いします。)
定員: 申込先着60名
講師:

アフターケア相談所「ゆずりは」
所長 高橋亜美さん
http://www.acyuzuriha.com/

 

<プロフィール>
自立援助ホームのスタッフを経て、2011年よりアフターケア相談所ゆずりはの所長に就任。著書本「はじめてはいた靴下」「嘘つき」(百年書房)「施設で育った子どもの自立支援」(明石書店)等

申込方法:

件名を「11/9タイガー勉強会参加希望」とし、

①お名前(ヨミガナ) ②所属(個人参加歓迎) ③日中の連絡先を明記の上、info@tigermask-fund.jpまで、メールにてお申し込みください。
お問い合わせ: NPO法人タイガーマスク基金 事務局 
TEL:03-5842-1347(土日祝日を除く10時~17時)

タイガーマスク基金 勉強会#36
虐待を受けた子どもの心のケア
~豊かな自然で子どもたちの笑顔を取り戻す~

厚生労働省の発表によると2017年に全国210カ所ある「児童相談所」が対応した「児童虐待」の相談や通告は、133,778件(速報値)で、過去最多を更新しました。保護された子どもたちは「児童養護施設」や「児童心理治療施設」、「里親家庭」などの「社会的養護」の下で暮らしていますが、傷ついた心は容易には回復しません。今回は、自然のチカラで子どもたちの心のケアを行っている二つの団体の事例を紹介し、その取り組みについて学びます。どなたでもご参加いただけますので、ぜひ、この機会にお申し込みください。
 

日時:

2018年10月11日(木)19:00~21:00(18:45受付開始)

会場協力: 文京シビックセンター 5階 会議室A+B 
(東京都文京区春日1‐16‐21)
地図
交通: 東京メトロ「後楽園駅」 丸の内線(4a・5番出口) 南北線(5番出口) 都営地下鉄「春日駅」 三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)
参加費: 参加費は無料ですが、会場にて一口500円の寄付にご協力ください
定員: 申込先着50名

 

<事例1 ドルフィンプレイ御蔵島>
NPO法人CROP.-MINORI(クロップみのり)
http://cropminori.com/
理事長 中山すみ子さん

児童養護施設やファミリーホームなどの社会的養護で暮らす子どもを対象にした東京都御蔵島での夏休みのプログラム。18歳で自立を余儀なくされる子どもたちに、日常とかけ離れた自然の中で生い立ちを振り返る時間をつくり、野生のイルカと泳いだ時に感じる素直な感情を、自分や参加者と共有して認め合います。

 

<事例2 5センス・プロジェクト>
一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団 
http://www.afan.or.jp/
事務局長 野口理佐子さん

作家のC.W.ニコルさんが約30年かけて再生した長野県・黒姫の「アファンの森」に、社会的養護の下で暮らす小学生を招待する森林セラピープログラム。愛情をかけて育てた豊かな森の中で、五感で自然を感じながら遊ぶことで、心と身体を開放する試みです。

 

申込方法:

件名を「10/11タイガー勉強会参加希望」とし、

①お名前(ヨミガナ) ②所属(個人参加歓迎) ③日中の連絡先を明記の上、info@tigermask-fund.jpまで、メールにてお申し込みください。
お問い合わせ: NPO法人タイガーマスク基金 事務局 
TEL:03-5842-1347(土日祝日を除く10時~17時)

公益財団法人お金をまわそう基金×NPO法人タイガーマスク基金
共催セミナー『子ども虐待のない社会を実現するために必要なこと』

タイガーマスク基金の進学支援事業に助成いただいている「公益財団法人お金をまわそう基金」様と共催で、子ども虐待防止のための啓発イベントを開催します。オレンジリボン運動の総合窓口である「認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク」理事長の吉田恒雄先生を講師にお迎えし、専門家のお立場からお話しを伺います。
後半では、児童虐待防止全国ネットワーク理事でもあるタイガーマスク基金・高祖理事の進行で、先般、発表された目黒の虐待死事件を受けての提言について、タイガー代表・安藤とのディスカッションを行います。
提言―結愛ちゃん事件を受けて―(認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク)
http://www.orangeribbon.jp/info/npo/2018/06/post-287.php
入場無料ですので、ぜひ、ご参加ください。
 

日時:

2018年8月24日(金)19:00~21:00(18:30受付開始)

会場協力: さわかみ投信株式会社2F大会議室
〒102-0082東京都千代田区一番町29番地2
https://www.sawakami.co.jp/company/access/
交通: 東京メトロ半蔵門線 半蔵門駅下車 「4番出口」より徒歩5分
講師: 認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク 理事長、駿河台大学法学部教授・学長 
吉田 恒雄 先生
主催: 公益財団法人お金をまわそう基金
info@okane-kikin.org
NPO法人タイガーマスク基金
開催協力: 認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク
http://www.orangeribbon.jp/
広報協力: NPO法人ファザーリング・ジャパン
http://fathering.jp/
お問い合わせ&お申し込み: 公益財団法人お金をまわそう基金 事務局
https://okane-kikin.org/semi/tiger/
03-6380-9864 (平日10時~17時)

 

ファザーリング・ジャパン×タイガーマスク基金
~緊急フォーラム~「父親が考える!子ども虐待をどう防ぐ!」

http://fathering.jp/news/8596-2

タイガーマスク基金 勉強会#35
にんしんにまつわる全ての困った、どうしように寄り添い、頼れる・見守る・勇気づけてくれる味方をつくる!

厚生労働省のデータによると、虐待で亡くなってしまった年齢で最も多いのは、0歳0か月0日。生まれたその日に亡くなってしまう赤ちゃんが最多で、加害者の9割は母親とされています。子どもを遺棄、あるいは死に至らしめた罪は重いですが、妊娠はひとりではできません。しかし、事件として発覚した場合、逮捕されるのは母親だけの日本。誰にも相談できず、誰の手も借りられずに1人きりで命がけの出産に至ったということは、子どもだけでなく、母親の安全も守られなかったということです。支援が必要だった母親を「加害者」にしてしまった責任は、父親だけでなく、母親を孤立させてしまった社会にもあるのではないでしょうか。

 

今回のタイガー勉強会には、妊娠に戸惑い、悩む女性のための相談支援窓口として活動されている「一般社団法人 にんしんSOS東京」の代表理事である「中島かおりさん」を講師にお迎えします。「思いがけない妊娠をしたこと」や「妊娠をした女性の努力が足りないこと」が問題なのではなく、妊娠をした女性とその家族が、 「孤立していること」、「助けてと言えないこと」、「自己決定できないことこそが問題」であり、解決すべき社会的課題であるということを皆さまと共有し、ご一緒に考える時間にしたいと思います。たくさんの方々のご参加をお待ちしております。


日時:

2018年6月28日(木)18:45~20:45(18:45受付開始)

会場協力: 「さわかみ投信株式会社」様 2Fセミナールーム
(東京都千代田区一番町29-2)
→地図
交通: 東京メトロ「半蔵門駅」4番出口より徒歩3分
参加費: 無料(一口500円のご寄付にご協力お願いします。)
定員: 申込先着60名
講師: 一般社団法人 にんしんSOS東京 代表理事 中島かおりさん
https://nsost.jp/about?no=tab2
広報チラシ: →PDF
申込方法:

件名を「6/28タイガー勉強会参加希望」とし、

①お名前(ヨミガナ) ②所属(個人参加歓迎) ③日中の連絡先を明記の上、info@tigermask-fund.jpまで、メールにてお申し込みください。
お問い合わせ: NPO法人タイガーマスク基金 事務局 
TEL:03-5842-1347(土日祝日を除く10時~17時)
Email:info@tigermask-fund.jp

タイガーマスク基金 勉強会#34
児童心理治療施設の現場から~施設崩壊と再生への取り組み

児童心理治療施設とは、児童福祉法に定められた「社会的養護」の児童福祉施設の一つで、心理的問題を抱え日常生活の多岐にわたり支障をきたしている子どもたちに、医療的な観点から生活支援を基盤とした心理治療を中心に、学校教育との緊密な連携による総合的な治療・支援を行う施設です。これまで「情緒障害児短期治療施設」と呼ばれていましたが、児童福祉法の改正に伴い名称変更されました。

 

高知県の児童心理治療施設「さくらの森学園」の園長であるタイガーマスク基金の中村久美理事が、子どもたちと職員を守るために奮闘した日々の取り組みをお話しします。お誘いあわせの上、ぜひ、参加ください。


日時: 2018年2月23日(金)19:00~21:00(18:45受付開始)
会場協力: 文京シビックセンター 5階 会議室C
(東京都文京区春日1‐16‐21)
→地図
交通: 東京メトロ「後楽園駅」 丸の内線(4a・5番出口) 南北線(5番出口) 都営地下鉄「春日駅」 三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)
参加費: 参加費は無料ですが、会場にて一口500円の寄付にご協力ください
定員: 申込先着50名
登壇者: 中村久美さん
(高知県の児童心理治療施設「さくらの森学園」園長、タイガーマスク基金理事)
申込方法:

件名を「2/23タイガー勉強会参加希望」とし、

①お名前(ヨミガナ) ②所属(個人参加歓迎) ③日中の連絡先を明記の上、info@tigermask-fund.jpまで、メールにてお申し込みください。
お問い合わせ: NPO法人タイガーマスク基金 事務局 
TEL:03-5842-1347(土日祝日を除く10時~17時)
Email:info@tigermask-fund.jp

>> 2017年の勉強会・セミナー

ページトップへ